【私考】歯科検診の大切さ

こんにちは、tomatohbaです。


突然ですが、みなさん定期的に歯科健診に通っていますか?

職場や学校の歯科検診で問題がなかったから別途歯医者の歯科健診には行っていない
今まで一度も虫歯ができていないから歯科検診には行っていない
なんて人も多いのでしょうか?

そんな人には是非、定期的な歯科検診とクリーニングをお勧めします。

 

恥ずかしい話ですが、私も数年前に痛い目を見るまで歯科検診に行っていませんでした。

そして、後述しますが本当に痛い目にあいました。

それ以来、3か月に一度歯科検診に通うようになりましたし、日々の口のお手入れにも力を入れるようになりました。

 

その結果、以前よりも、

・歯の着色が気にならなくなった

・下で触った特にツルツルして気分がいい

・歯茎が痛むことがなくなった

口内炎ができなくなった

などの効果を実感できています。

それと同時に、もっと前からそうしていれば・・・、という後悔も感じています。

 

ですのでこの記事では、私が歯科検診が必要だと考える理由を書きたいと思います。

 

尚、私は歯科関係の資格を有している人間ではありませんので、記事の内容の科学的、医学的な信ぴょう性は保証できないです。

あくまで私自身の頭での理解内容になります。

 

 

 <歯科検診に通う目的>

定期的に歯科検診に通う目的はただ1つで、

自分の歯の寿命を少しでも伸ばし、楽しい生活を送るため

だと理解しています。

 

歯にトラブルを抱えてしまうと、おいしくご飯が食べれない、うまくしゃべれない、笑顔をみせるのが恥ずかしいなど、日常で感じるストレスが大きくなるのが想像できるかと思います。

私はそれを想像すると、絶対に歯を失いたくないと感じてしまいます。

 

また、実際に以下のような調査結果も出ているみたいです。

8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲があるとの調査結果や、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。

8020は夢ではない|8020運動|啓発活動|日本歯科医師会

 

他の病気と同じで、虫歯と歯周病も早期発見、早期対策が重要と考えています。

削った部分の歯は再生しないし、抜いてしまった歯も新しいものがはえてくることもありません。

一度失ったら戻ってこない人間のパーツの一つです。

しかも残念なことに、虫歯治療した歯は削った分だけ弱くなりますし、歯と補綴物(インレー、クラウン、入れ歯など)の間には少なからず隙間ができるので、その歯や周囲の歯は虫歯にもなりやすくなります。

ですので、虫歯治療を一度でも行わないことが好ましいですし、治療を行う際は少しでも削る量を少なくすることが大切だと感じています。

虫歯治療していない歯は治療が必要にならないために、治療してしまった歯はなるべくそこから新しい虫歯ができないように、と今ある歯に寿命を少しでも延命することが大切なんだと理解しています。

そのための、1つの手段が歯科検診だと考えています。

 

 <歯科検診が必要だと考える理由>

 歯医者での定期的な歯科検診が必要だと考える理由は以下2点です。

① セルフケアで落とせないプラーク歯垢)と歯垢を除去してもらえるため

② 自分の口の中の状況変化を把握できるため

 

1つづつ説明していきます。

 

① セルフケアで落とせないプラーク歯垢)と歯垢を除去してもらえるため

まず、主な歯のトラブルにつながる「虫歯」と「歯周病」の原因は、どちらもプラーク歯垢)や歯石の中に存在する菌です。

虫歯と歯周病で原因となる菌の種類は異なりますが、その所在は同じです。

 

プラークと歯石の説明は以下の通りです。

((プラークとは、歯の表面に付着している細菌のかたまりです。
白色または黄白色をしているので目では確認しにくいのですが、舌でさわるとザラザラとした感触があります。
プラークはネバネバと粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強くうがいしても取れません。
プラーク中には細菌が約600種類も存在しており、プラーク1mg当たりに細菌が約1~2億個存在していると言われています。

プラーク(歯垢)|歯と口の健康研究室|ライオン歯科衛生研究所

歯石とは歯垢が硬くなったものです。歯みがきでみがき残した歯垢が、唾液の中のミネラルと結合して、硬くなって出来ます。歯についた歯垢は、たった2日間で歯石になります。歯と歯ぐきの境い目や歯と歯の間にできた、それこそ石のように硬い歯石は、歯磨きだけでは取り除くことができません。

歯垢と歯石の違いって?

 

つまり、日々のお手入れで、プラークを除去することができてれば、虫歯と歯周病にはなり得ないわけです。

しかし実際には、歯と歯の間、歯と歯茎の間、奥歯の裏などどうしても歯ブラシやフロスがうまく当たらずに、プラークの取り残しが起きてしまいます。

口をゆすぐだけでプラークが取れてくれればいいのですが、物理的にそぎ落とすしかないので、セルフケアでは限界があるわけです。

これは皆さんも想像つくと思います。

歯って複雑な形していますし、仮に治療済みの歯があればなおさらですよね。

それに、歯と歯茎の間なんかはどうやっても磨けている気がしないです。

 

虫歯ができにくい人は歯医者にはあまり行かない人が多いみたいですが、そういう人は歯と歯茎の間の歯石が原因で歯周病になり、歯を失うというケースもあるみたいです。

虫歯と歯周病は原因となる菌が違うので、虫歯ができにくい人も歯周病にはなり得えます。

なので、ほとんどの人が、歯科でのクリーニングが必要になるわけです。

 

幸いにも、虫歯や歯周病は、プラークが歯石の取り残しがあったとしても数週間や数か月で進行するようなものではないみたいです。

3か月や半年という周期で歯科検診に行けば大事に至る前に対処できる可能性が高くなるはずです。

 

② 自分の口の中の状況変化を把握できるため

歯科検診では、虫歯の目視確認、歯周ポケットの測定による歯周病の進行度合い、プラークの染出しによる磨き残し確認、レントゲン画像による目視では見れない部分の虫歯の進行、口腔状態など、様々な項目を見てもらえます。

これを、定期的に確認してもらうことで、今、自分の歯がどいう状況にあるかを自分自身で把握できます。

 

状況把握のメリットは、

・虫歯、歯周病、口腔がんなどの早期発見につながること

・歯磨きで磨けていない部分を理解し、日々のセルフケアにフィードバックできること

・自分の口の状態をデータ化しておけること

だと私は考えています。

 

 1つ目の早期発見に関しては理解してもらえると思います。

 

2つ目の日々のセルフケアにフィードバックは、とても重要なメリットだと考えています。

いくら歯は大切なものだと理解してても、忙しい毎日を過ごしていると、少しづつ歯磨きの手を抜いてしまうのが人間だと思います。

少なくとも私はそうです。

歯科検診のプラークの染出しで磨けてない部分を自分で見たときに、

「手を抜いてしまっていた。気をつけないと。」

と気持ちを引き締めなおすことができます。

仮に良く磨けていた時には、

「よくできた!!!」

とうれしい気持ちになれますし、

自分の歯磨きで気を付けた部分が正しかったという自身にもつながります。 

 

3つ目のデータ化は歯科にかかわらず、何事にも重要だと考えています。
データ化しておくことで、過去と現在の変化にいち早く気が付け、今後の対応策を練ることができます。

人間の記憶はあいまいなので、何事も写真や文章にデータ化しておくことが良いですよね。

 

以上、

① セルフケアで落とせないプラーク歯垢)と歯垢を除去してもらえるため

② 自分の口の中の状況変化を把握できるため

の2つが、私が「歯科検診が必要だと考える理由」の説明でした。



いかがでしょうか。
少しでも定期的な歯科検診の必要性について考えるきっかけや何かの参考にしてもらえたら、うれしいです。

 


・私が経験した虫歯での痛い目
・私がお勧めしたい歯科アイテム
・私が歯科を選ぶ際に注目した点
などもブログで共有したいと考えております。